賢者への道

長期的に考えて人生を征服することを企むあなたへ

はじめてのことにチャレンジするときに重要なたった一つの心の習慣

こんにちは、シュウです。

 

いつもブログを読んでいただいて、ありがとうございます。

 

本日は

勉強ができない人の気持ちがわかるようになるためにしているたった一つの習慣 

という以前の記事の続きについて書きます。

 

前の記事では、新しいことを積極的に学ぶことで、できない人の気持を想像しやすくなるということを書きました。

 

そうだ、この記事は、

失敗の本質がそもそもポジティブなものである理由 

の記事ともつながりがあるので、そちらも一緒に読んで頂いけたら嬉しいです。

 

すみません、脱線しました。

 

それでは、今回は、はじめてのことにチャレンジする際に重要なことについて説明します。

 

この記事は、自分では毎回なんなくチャレンジができている人には必要ないと思われるかもしれません。ただちょっとそんなあなたも立ちとまって読んでみてください。

 

あなたにも、自分の子どもや周りの人が何かをするのを後押しする瞬間が、近い将来に来るでしょう。そのときに役立つように頭の中に入れておいてください。

 

さて、では、お話します。

 

実は、非常に簡単なことです。

 

まずは、内容を非常によく絞って、狭い範囲をやることです。そして、毎回その狭い範囲を一つ一つマスターしていくということです。時間でやらない。

 

ちょっと抽象的ですね。すみません。

 

具体的に話をします。

例えば、あなたの中学生の子どもが英語を勉強しようとしているところを想像してください。

別に、英語に限らず、数学でもいいです。ただ説明の都合のため英語にさせていただきます。

 

その際に、なんとなく英語をやっていて、漠然とやらせるのではなく、内容を思いっきり絞ってやります。

 

例えば、今日は、to-不定詞だけをやる。日曜日の午前中だと思ってください。そして、朝9時にスタートして、ひたすらto不定詞だけをやる。全項目終わるまで、やる。そして、最初にまた戻って、ひたすらわかるようになるまで、取り組むということです。

 

 

さすがにどんなにわからなくても一日中やっていれば、わかるようになります。そして、朝よりはなにか知らわかっている状態になりますね。

 

そのときの何がわかったのか、変化を書き留めていきます。例えば、to不定詞の名詞的用法が分かったとか、です。

 

こうして、変化を書き留めていくと、自分の時間が無駄でなかったとわかります。そうやって、少しの変化をたくさんためていきましょう。そうすることによって、半年、一年たったときに見違えるようになっていると思います。

 

実は、変化を記述するというのは、コーチングにおいて、基本中の基本なのです。

 

どうしても、勉強ができない子どものご家庭のご両親には、完璧主義の臭いがすることが多いです。

そして、全体として、できないと思ってしまいます。

 

なので、部分的に良くしていきましょう。

 

ちょっとずつしかよくは、ならないのです。

 

もちろん、完璧主義は良いのですが、それは長い時間をかけて完璧にしていくのであって、目下では、ある程度テキトー主義でいいと思います。

 

 

前の

叱るときに必ず考えなければならないこと 

でも書きましたが、ひとつの考え方・行動は条件によって、良いときと悪いときがあります。完璧主義、テキトー主義も場合によって使い分けましょう。

 

 

もちろん、8割型完成形に近づいたら、あとは、完璧主義でギリギリつめます。

 

時間でやらないというのも大事です。何時から何時までにやるというと、最初のうちは、理解がおろそかになります。こうなると、うまくいかないので、ドヨーンとなってしまいます。

あくまで、理解できるまで、つきあうのです。

 

 

ということで、内容を絞る・そしてできるまでやる・変化したことを書き留める。地道に見えるかもしれませんが、今日から実践すれば、半年もすれば、見違えるようになります。

 

そして、これは、会社員の人材育成・その他、教育でも応用範囲が広いです。是非みなさん実践してみてください。