勉強ができない子と向き合うときに絶対にこころがけるべきこと
こんにちは、シュウです。
いつもブログを読んでいただいてありがとうございます。
こどもが勉強をできなくても困っているときにどうすればよいでしょうか。またあたらしい技術を身につけられないときにどうすればよいでしょうか。
この質問は、塾の講師、家庭教師、はたまた新人教育などで毎回質問されます。これは、どこでも話がでますね。これは、結構日本において普遍的なテーマなのでしょうか。
よく、やってしまうこととして、勉強ができないときに、叱る・怒るというのがあります。なんで、やらないの。やる気がないからいけないのよ。気合がたりない!などたくさんのお前が悪いと間接的に言ってしまうパターンがあります。
非常にその気持ちわかります。そして、おそらくその人が悪いというのにも一理あります。その人が自分でなんとかもがこうとしないのですから。
ただ、そうはいっても解決はしません。そのまま放置していけば、お互いの関係の溝は深まるばかりです。うまくいかなかった→怒られた→また怒られる→またできない、という負のスパイラルに陥っていきます。
どこかで勇気を持って、そのスパイラルを断ち切らねばなりません。
まず、最初にマインドセットとして、時間をかければ必ず物事はうまくいくと思ってください。
もちろん、あなたがその相手に長い時間をかける価値があると思っていることが前提です。その中で、ある程度長い時間かけて、育てようと考えてください。そして、何回も繰り返すのは、普通だと考えてください。
あなたの中高生のころを思い出してください。勉強を何回も繰り返したと思います。そして、それを身につけたと思います。基本的に普通の人は、一回言ったくらいでは物事を理解できません。なので、何回も違う方法でトライしましょう。
また、今できないからといって、未来永劫できないと思わなければ少し気が楽です。今できないと未来永劫できないと考えてしまうのが、人間です。なるべく時間軸を長く持ちましょう。
中高の成績が悪くても、難関大学に進学した人たちは山ほどいます。
実際に行動に移す際には、どうすれば良いでしょうか。
さて、どうするか。あなたはどのように対応するか、わかりません。
そうです。あなた一人で自分自身で考えてもわからないのです。これがおそらく真理です。
ということで、まず、どのようにできないかを、フラットな聞き方で聞いてみましょう。
そして、できないことについていろいろ話あうのです。
あなたは「どんな感じでわからない?」「どこか引っかかる?」「私もできなかったわ」「思っていることを教えて」などとにかく聴きまくります。
耳を傾けまくるのです。
例えば、こどもが算数の問題を解いていたとします。そのときによくわからなそうにしている。よくある光景ですよね。
そのとき、あなたは先の質問を投げかけます。そうして、それに一つ一つ丁寧に答えていく。
そうすることで、なかなか説明することは難しいな、以外と自分もわかっていないのかもしれないと気づくようになります。
そうすれば、一方的にあなたがこどもを非難することはなくなるでしょう。
そして、一緒にわからないことについて、悩んであげ、こうじゃないかなあーじゃないかといろいろ話してあげる。そうすると、一緒にわかっていくこともあります。
またわからなければ、少しでも勉強してみると良いといいです。
とにかく、わからなくても一緒に迷ってあげることが大事です。そうすることで、こどもは、あなたのことをコワイ親から一緒に自分のわからないことを考えてくれるパートナーだと感じるようになるでしょう。
そうすれば、こどもにとってはとてもこころ強いものです。
前向きになって問題に向かって行きさえすれば、物事は解決していきます。算数の勉強をすることさえ、嫌だった子が、毎日少しでもわからないなりに考えていくようになれば、もう一年もすれば算数マスターです。
つぎのブログでは、
という題名で迷うことの大事さについて、お伝えします。よろしくお願いします。
ちなみにこちらもどうぞ:この記事の追記です。
勉強ができない人の気持ちがわかるようになるためにしているたった一つの習慣