賢い消費者になるために知っておきたい価値と価格のお話 これを読んで実行すれば、あなたの一ヶ月の消費は、半分になるかもしれない。
こんにちは、シュウです。
いつも、ブログを読んでいただいてありがとうございます。
今日は、経済のネタでお話します。無駄な出費をなくすための考え方です。
「お金がすぐになくなって困る」「給料日まであと〇〇日なのに、もう・・・」と思っていませんか。
本当に、この記事を読んで書いてあることを実行した場合、一ヶ月に使うお金は半分になるかもしれない。そして、騙されにくくなる。
また、受験生は、価値と価格について書いてある現代文もよく出題されるので、読むと良いかもしれない。
価格と価値の違いについて、明確に理解しておくことは、資本主義の世界で生きていくなかで非常に大事になります。しかし、大学の経済学部を出てもあまり理解していない人もいます。
生活をしていく上で、最も大事な点をえぐり出します。今日、あなたは大学の経済学部の学生の大半を超えることになりますので、覚悟してください。
では、書いていきます。
価値と価格ですが、違いはなんだと思いますか?
どちらもお金に関する言葉
はい、正しいですね。
ただ、これでは、まだ実生活で賢い消費者にはなりません。
そして、少し勉強した人だと、こう言うかもしれません。
価値が価格より大きいと感じるとき、人は、ものを買うと。
ちょっと抽象的でわかりにくいですか?
具体的に説明しましょう。ペットボトルを買うシーンを考えてください。
さて、500mlのペットボトルの水です。あなたは、いくらで買いますか。もちろん、150円くらいですよね。
でも、これをものすごい価格で買う状況もあると思いませんか。
例えば、砂漠で喉がカラカラだとします。そして、まわりに水がない。「死にそう」、「何日も水を飲んでいない」「倒れそう」誰か助けて。
その場合、あなたはペットボトルの水が10000円でも安いと思いますよね。なんと言ったって、あなたの命を助けてくれたのですから。このときは、あなたにとってペットボトルの価値が非常に高くなっています。
また、別の場合を考えてください。
たった今コカ・コーラを完全に飲み干したあとのあなたを想像してください。
さっき一気飲みしたので、お腹がパンパンでゲップが出そうです。
このとき、目の前に大量のペットボトルの水が置かれています。
そして、
「今1本10円で飲んで買えます。ただ、持ち帰りはできません。今ここで飲んでください。」
と言われたとします。
その場合、私なら買いません。あなたは、買いますか。ちょっと厳しいのではないでしょうか。このときは、あなたにとってペットボトルの水は、非常に価値が低いものになっています。
まとめると、こうです。
自分にとっての価値>価格 商品を購入する
自分にとっての価値≒価格 商品購入を迷う
自分にとっての価値<価格 商品購入をしない
こういったことを、いちいち意識的に考えてはいませんが、あなたは、無意識的に毎回こうやって購買行動を決定していることになります。
これが、人がものを買う際にやっていることです。
さて、この概念を理解した上で、あなたの消費者力を一気に偏差値70まで上げることを今から話します。
基本的に、価値は主観的に決めるものであるということです。あなたが価値を決めるのです。間違っても、社会のどこかに客観的な価値が存在すると思ってはいけません。
価格は、メーカーの都合で基本的に決めますよね。
コストです。製造費、宣伝費、従業員に払う給料、想像しやすいものを一つ想像していただければ、十分です。
それで、利益を出すように価格を決めます。もちろん、違った価格の決め方をしていることもありますが、基本的に、メーカーが勝手に価格を決めることに変わりはありません。
それに対して、価値は、誰が決めるのですか。そうです。あなた決めていいのです。あなたが決めるべきなのです。
多くの人と話をしていると、ものを買うときに
「この値段は安いのか、高いのかわからない」
といった話を聞きます。それは、変です。
なぜなら、そのことは、あなたが決めるからです。あなたが、そのものを買うことによって得られるものを、あらかじめ十分に考えて買えば、かならず自分にとって安いか、高いかわかります。
例えば、インターネットしかしないで、あまりパソコンで作業しないのであれば、新しいパソコンを20万円で買うのは、馬鹿げています。このパソコンは、高いです。買わなくていいです。スマホで十分です。
ただ、パソコンで作業をしまくるアフィリエイターの方なら(あまりよく知りませんが)このパソコンを20万円で買って、かならず毎月100万円ずつ稼げるのであれば、このパソコンは安いと思うでしょう。
未来にあるリターンを考えて、今の価値を決めてください。もちろん、未来のリターンというのは、お金だけでなく、健康、名誉、心地よさ、よくわかりませんが、他に自分が良いと思うもの全般です。
使い方を考えて、買えとはいいますが、その使い方もあなたが確実に決めてください。
家電量販店に行った時のことを想像してください。
店員の方は、かならず、あなたが必要としない使い方まで言って、商品を勧めてくれます。そのときに、もし自分の目的とあった方法を伝えてくれれば良いです。しかし、目的と合わない形で、使いかたを教えてもらっても喜んではいけません。
また車のCMでは、あなたにきれいな彼女がいないにも関わらず、あたかもきれいな女性が隣に座っているのを想像させてきます。これは、失礼しました。
そういったときに、自分の決めた価値より、商品の価値が高く感じてしまうのではないでしょうか。このときを騙されそうになっていると判断してください。
あくまで、自分でものを使う目的を確実に決める。そして、価値を自分で決めることを意識してください。そうすれば、かならず、「あっいらないもの買ってしまった」なんてことは減るでしょう。
とにかく、
価値は主観的に自分がきめるもの
価格は、人が勝手にきめたもの
あなたが、積極的にものの使い方を考えて価値を決めることが大事です。
最初は、いちいち未来にどう使うかを考えるのは難しいかもしれませんが、慣れたらすぐです。
お金を使う能力が一気にあがります。さきのように、自分の欲望をくすぐられて価値が釣り上げられることが圧倒的に減るのです。
目的と手段についてのブログも宜しくお願いします。
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この話と、ワンセットのつもりです。是非ご一読を!